- HOME>
- インプラントのメリット・デメリット
メリットの多いインプラント治療ですが、当然ながら多少なりデメリットもあります。そのいずれにもついて、ご説明します。
メリット
見た目も使用感も違和感がない。
歯を失ってしまったところに人工歯根を埋め込み、セラミックなどで作る人工歯を装着します。そのため、仕上がりが天然歯とほぼ変わりなく自然でありながら、非常に美しいメリットがあります。
健康な天然歯を削る必要がない。
歯の損失をブリッジでカバーする場合、両隣の歯が健康でも削る必要があり、削った歯は寿命が短くなります。一方、インプラントは周囲の歯に負担をかけませんし、しっかり噛めるので噛む力を受ける起点になってくれます。つまり、インプラントはお口の環境維持にも役立つのです。
顎の骨が痩せてしまう心配がない。
ブリッジや入れ歯で歯の損失を補う場合、あごの骨が刺激を受けなくなることで痩せていきます。一方インプラント治療では、あごの骨に人工歯根を埋め込むことで噛む力が骨に伝わり続けるので、骨が痩せることはありません。
天然歯に近い咀嚼ができる。
インプラントはあごの骨に埋め込んだ人工歯根で支えます。そのため、顎の力がしっかりと伝わり、硬いものでも問題なく噛むことができます。ちなみに、入れ歯の場合の咀嚼力は、天然歯と比べて15〜30%程度と言われていますが、インプラントの場合90%にまで回復するため、使い心地はほとんど天然歯と変わりません。
取り外す必要がない。
インプラント治療は、あごの骨に固定式の人工歯根を埋め込むことを特徴としています。そのため、入れ歯のように外して清掃する手間がなく、日常の歯磨きやフロスでのお手入れだけで大丈夫です。
デメリット
外科手術が必要となる
顎の骨に「インプラント体」を入れる際に、1~2回の手術が必要となります。
定期的なメンテナンスが必要。
インプラント周囲炎の予防のために、歯磨きなどのセルフケア+定期的なメンテナンスが重要になります。
全員が対応できるわけではない。
基本的には喫煙者や糖尿病などの全身疾患をお持ちの方は、インプラント周囲炎のリスクが高いため、対応できない場合があります。

