入れ歯とインプラントの違い

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歯を失った際に行う治療の代表的なものとして「入れ歯」と「インプラント治療」がありますが、具体的にどのような点が異なるのかをご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらではそれぞれの違いをご説明します。

インプラントとは?

歯を失った部分の顎の骨に「インプラント体」を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。外科的手術が必要なため、健康状態により治療ができない場合があります。

入れ歯とは?

幅広い症例に対応でき、保険適用・自費診療から選択可能です。治療は比較的短いですが健康な天然歯に影響したり、歯ぐきの形状の変化で修正・新調が必要になる場合があります。

大きく異なる点

大きく異なる点
  • 手術が必要かどうか
  • 作り直しができるかできないか
  • 保険適用の治療の有無
  • 治療にかかる期間
  • 治療後のお手入れやメンテナンス方法

使用感の違い

一般的な入れ歯は会話の際に発音がしづらかったり、装置にズレや装置の間に食べ物が挟まりやすい場合があります。インプラントは顎の骨に固定したインプラント体の上に人工歯を装着するため、自然歯に近い噛み心地が期待できます。

治療期間の違い

個人差はありますが、部分入れ歯・総入れ歯は通常2週間〜1ヶ月程度と、比較的短い期間で治療を終えることができます。一方インプラントは、インプラント体を顎の骨に埋入する外科手術が必要なため、すでに抜歯後の場合で3~5ヶ月程度、抜歯からの場合は7~8ヶ月程度、治療期間に要します。

見た目の違い

一般的な部分入れ歯では、装置を支える金属のバネが目立つことがあり、総入れ歯の場合は長期間の使用で顎の骨の吸収が進み、口元が痩せて見える場合があります。
インプラントの場合は、歯根の代わりにインプラント体を埋め込んで人工歯を被せるため見た目が自然なだけでなく、顎の骨に噛む力が加わることで顎の骨の吸収を防ぎ、口元を若々しく保てる効果を期待できます。

残った歯への負担の違い

部分入れ歯は健康な隣の歯にバネを掛けて固定するため、天然歯の寿命を縮めてしまう場合があります。
インプラントは、基本的に周りの歯を削ったり、支えが必要ないので、残っている歯への負担がほとんどありません。

費用面の違い

部分入れ歯・総入れ歯ともに自費診療の装置もありますが、種類は限られるものの保険適用内での治療が可能です。
一方インプラントは保険適用外の自費診療の治療となり医療費控除の対象にはなりますが、保険適用の入れ歯治療と比べると費用負担はどうしても大きくなります。

入れ歯とインプラントの比較

インプラント 入れ歯
噛む力
天然歯に近い
×
天然歯より劣る
見た目
天然歯に近い

バネが目立つものもある
違和感
全くない
×
違和感・異物感がある
寿命
半永久的

7年〜8年
食事・会話への影響
ほぼない
×
ある
他の歯への影響
ない

部分入れ歯の場合は周囲の歯に負担がかかる
適応
適応できないケースもある

ほとんどのケースに適応可能
手術 ×
必要

必要ない
治療費 ×
保険適用できない

保険適応可能
治療期間
3ヶ月〜1年程度

短期間

※表は左右にスクロールして確認することができます。

※上記の評価は用いる素材によって異なる場合があります。

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TEL077-599-4874