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オールオン6とは
オールオン6(All-on-6)は、片顎すべての人工歯を6本のインプラントで支える治療法です。オールオン4と同様に、少ない本数のインプラントで全体を補うコンセプトですが、インプラントの本数を6本に増やすことで、より強固な安定性と耐久性を確保できる点が特徴です。骨の状態や噛む力が強い方、より長期的な安定を重視する方に適した選択肢となります。
オールオン6の特徴とメリット
高い安定性と耐久性
6本のインプラントで人工歯を支えるため、噛む力がより均等に分散されます。これにより、長期的に安定した噛み心地が得られ、日常生活の中でも安心して使用することができます。
強い噛み合わせにも対応
噛む力が強い方や食生活で硬いものをよく召し上がる方でも、オールオン6ならしっかり対応可能です。負担が分散されることで、人工歯やインプラント自体の寿命も延びやすくなります。
骨量不足にも柔軟に対応
奥歯の位置にもインプラントを配置できるため、骨の条件が不安定な方にも対応できるケースが増えます。オールオン4では骨造成が必要だった方でも、オールオン6ならより適応の幅が広がる可能性があります。
長期的な安心感
本数が多い分、仮に1本のインプラントにトラブルが生じても全体の安定性に影響しにくいのも特徴です。将来的なリスクを減らしたい方にとって、大きな安心材料となります。
治療の流れ
STEP01
カウンセリング・精密検査
CT撮影を行い、骨の厚み・密度、神経や血管の位置を正確に診断します。
STEP02
治療計画の立案
噛む力の強さや骨の状態を考慮し、6本のインプラントを適切に配置する治療計画を作成します。
STEP03
インプラント手術
静脈内鎮静法を用いることで、眠っているようなリラックス状態で手術を受けることができます。
STEP04
仮歯の装着
手術当日に仮歯を装着し、治療直後から食事や会話が可能です。
STEP05
治癒期間
数か月かけてインプラントが骨と結合するのを待ちます。この間も仮歯で日常生活を送れます。
STEP06
最終補綴物の装着
強度・審美性に優れた最終的な人工歯を装着し、治療完了です。
オールオン6のデメリット・注意点
- インプラントの本数が増える分、オールオン4に比べて費用や手術時間がやや増加します。
- 骨の状態によっては、追加の処置(骨造成やサイナスリフトなど)が必要になる場合があります。
- メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎などのリスクが高まります。
まとめ
オールオン6は、わずか6本のインプラントで全顎を支える、より安定性と耐久性に優れたインプラント治療です。入れ歯に比べて、治療期間や費用はかかりますが、長く安心して噛める歯」を手に入れられるという大きな利点があります。
入れ歯に違和感がある方、歯を失って将来が不安な方、そして強くしっかり噛みたい方にとって、オールオン6は大きな希望となる治療法です。まずは大津市のMARCH歯科・矯正歯科へご相談ください。
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